持続可能な地域には、若者の定住が不可欠です。そのためには安定的な仕事・雇用が必要です。これからも地域産業の競争力を高め雇用を創出していくために、そのベースとなる産業基盤整備を推進します。
　また農漁商工観、様々な産業をつなぎ、協働の推進、後継者の育成、情報発信の強化を図ることで産業を振興します。
（推進施策：将来に渡る豊川用水の安定供給、高規格道路建設促進、三河港の機能強化と耐震化、渥美半島まるごとブランド化、持続可能な農業の推進、漁場の整備と豊かな海づくりの推進、企業誘致の促進、起業支援、結婚支援、後継者支援）

　にぎわいづくりと、暮らしやすいまちづくりを支援し、地域を活性化します。
　子育て、高齢福祉、障がい児（者）福祉において、サービスを必要としている人を、確実に求めるサービスへと結び付けるしくみづくりを進めます。また、市民、地域、NPO、医療機関、市、県との細やかな連携を推進し、誰もがいきいきと生活でき、いざというときに安心して頼ることのできる行政サービスを目指します。
　防犯・防災体制を推進し、安全な地域づくりを進めます。
（推進施策：NPO活動の支援、あいち福祉ビジョンの推進、安心して出産できる周産期医療体制の推進、男女共同参画の推進、河川の防災の推進、津波高潮対策の推進）

　渥美半島の豊かな自然とめぐみ、恵まれた住環境を将来に渡って維持継承し、環境を活かした地域づくりを目指します。景観保全と美しいまちづくり、環境活動への取り組みを推進します。
（推進施策：里山や水辺などの森と緑づくり、国道沿道の除草、環境NPOの支援）

　家庭教育は教育の原点です。近年、少子化や家庭の孤立化等、取り巻く環境が変化しており、支援が必要とされています。そこで、きめ細かな教育環境を推進し、幼児教育から高校教育まで発達段階に応じた切れ目のない学びの環境づくりを推進します。
（推進施策：家庭・地域・学校の連携強化、職場体験やインターンシップなどのキャリア教育の推進）

　田原市そして東三河の課題を県政にしっかりとつなぎ政策に反映します。市民にとって県政がより身近であるよう市民と共に行動します。近年、市域・県域を越えた広域的な行政課題が増えています。様々な交流連携を支援し、また自らが積極的に動き、つながりを強化推進します。